マーケティング関連用語集
AIDMAの法則
米サミュエル・ローランド・ホール氏が提唱した広告宣伝における消費者行動の心理プロセスを示した法則です。
Attention(注意)Interest(関心)Desire(欲求)Memory(記憶)Action(行動)
AISASの法則
AIDMAの法則との比較でネット上のeコマース(電子商取引)における消費者行動の心理プロセスを日本の電通等により示された法則です。
Attention(注意)Interest(関心)Search(検索)Action(購買)Share(共有)
ブランディング
ブランドの認知度・イメージを顧客に浸透させることで自社の優位性(このメーカーだから買う)・付加価値(ブランド品は高くても売れる)を高めるマーケティング手法の1つです。
BtoB・BtoC
Business to Business:電子商取引における企業間電子商取引、Business to Consumer:電子商取引における企業対消費者間取引、他にCtoCが存在します。
CI
Corporate Identity【コーポレートアイデンティティ】
経営理念・事業内容・独自性等の要素からブランディングも含めた経営コンセプトを構築していくマーケティング手法の一つです。
これにより企業経営の方向性を内外に広く伝えることができるため、WEBサイト構築のベースにもなります。
コピーライティング
商品・サービスまたは企業自体のイメージを外部(ユーザー・取引先)にも内部(社員)に対しても伝達・浸透させるために使用する文言(コピー)を書く技術を指します。コピーライティングには、論理的な思考能力「何をどう伝えるか」と心理学に基づくコミュニケーション技術が重要になります。
CtoC
Consumer to Consumer
電子商取引における企業対消費者間取引消費者間取引 ネットオークション等がそれに該当します。
データベースマーケティング
顧客の属性・購入履歴等をデータベースに蓄積し、顧客ごとの特性に合わせたサービスを提供するマーケティング手法で、ワンツゥワンマーケティングの基盤となります。またこのデータをさらに高次元で解析することをデータ・マイニング(情報の採掘)と言います。
データマイニング
data-mining
データベースマーケティングにおいて収集されたデータを一方向からの単純な数値で算出するのではなく、多次元からデータ間の相関性を算出しデータベース に埋もれた貴重なデータをマイニング(採掘)する技術です。
eコマース
Electronic commerce(電子商取引)
インターネットや専用線のようなWEBネットワーク上での 電子的な情報交換、商品・サービスの提供・売買の行為全般を指します。
フォークソノミー
folks+taxonomy
ティム・オライリーの提唱したWeb2.0の特徴で、folksとtaxonomyを掛けた造語で人的な分類という意味になります。WEBサイトに対し従来のディレクトリ分類ではなく、ユーザーが自ら付ける属性(ソーシャルタグ) を決めることできるシステムです。はてなブックマークなどが該当します。
フィリップ・コトラー|Philip Kotler
アメリカの経営学者であり、現代マーケティングの第一人者。顧客のセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングを説く「STP理論」や、「マーケティングミックス」(4つのP:Product・Price・Place・Promotion)・「7P理論」(4P+people・processes・physical evidence)などが有名です。
ロジカルシンキング
論理的思考 受け取る情報を論理的に捉え、保有する情報を論理的に伝えることです。そのためには構造関係・因果関係を的確に捉え、それに疑問を持ち仮説を立て検証することが重要です。経営・マーケティングにおいて基礎となる思考方法です。
ロングテール
パレートの80:20の法則における商品売上グラフで、縦軸を販売数量、横軸を商品として販売数量順にグラフにするとニッチ商品が尻尾(tail)のように長く伸びる状態となるためこの呼称が付きました。つまり、ニッチ商品個々の販売数量は少ないが、商品数量は多いことを示します。
マイケル・ポーター|Michael E. Porter
アメリカの経営学者で、代表的著書である「競争の戦略」で提唱されたファイブフォース分析(業界の収益性を決める5つの競争要因)や「競争優位の戦略」でのバリュー・チェーン(価値連鎖)・ポジショニング戦略が有名です。
マクロ経済学
macroeconomics 近代経済学の一分野で、個別の経済活動を集計した経済全体を扱う経済学で、経済指標・経済政策の分析を行います。分析の対象となる市場は、生産物市場、貨幣市場、労働市場に分けられます。
ミクロ経済学
Microeconomics
近代経済学の一分野で、経済主体における最小単位の定義である消費者・生産者とその市場を分析し、経済の資源の配分を研究する経済学の1つで、最小単位の経済主体の行動を分析・研究対象とするためミクロと称されています。
マーケティングミックス
MarketingMix(4P理論)
米フィリップ・コトラーの提唱した理論でマーケティングの基礎となる4つの要素を挙げています。4つのPとは製品・サービス(Products)、価格(Price)、 流通(Prace)、 販促(Promotion)を指します。
ポジショニング理論
米ポーターの提唱した経営戦略における自社の地位(立場)を決定する経営方法論で、企業はコストリーダーシップ(価格による独占的地位)・差別化(価格以外による優位性)・集中戦略(集中化による一分野の独占)のいずれかの経営戦略を1つ選ぶ必要があるとするものです。
パレートの法則
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗法則で、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説で80:20の法則、ばらつきの法則などがあります。
PEST
外部環境分析におけるマクロ要因を表し、それぞれの頭文字がP:政治・法律 E:経済情勢 S: 社会・文化 T: 技術革新を表します。
ペルソナ手法
「仮面」の意味ですがマーケティングでは「架空のユーザー像」「顧客像」を意味し、具体的なペルソナを想像で作り上げていきますが年齢・性別だけでなく職業・家族構成・体型・趣味・価値観・性格と細部まで条件設定をします。この像を作ることで各部署に分担した作業を行う際でも顧客に対し統一されたイメージが持てるためズレが生じにくくなります。
ROI
return on investment【投資利益率】
投資額に対する経常利益率を算出し効果を図る指標となります。WEBによるプロモーション(宣伝)は従来の手法に比べこの数値が高いと評価されています。
ROI(投資利益率)=100×(当期純利益)÷{(期首総資本+期末総資本)÷2}
SWOT分析
内部・外部の環境分析を行い内部(自社)の強み(Strength)と弱み(Weakness)、外部(市場)の機会(Opportunity)と脅威(Threat) を把握することにより、自社の経営戦略の指針を決定する要素を導き出すことができます。
セグメンテーション
マーケティングにおける市場細分化のことで、市場を性質によって分けることでそれぞれの特性に合わせた最適な戦略を立案・実施することができます。
トレードオフ
「向こうを立てればこちらが立たず」の二律背反の状況を指し、経営戦略においては論理的分析によりその決定をしていかなくてはなりません。
ティム・オライリー|Tim O'Reilly
米オライリーメディアの創立者で、Web 2.0 の提唱者の一人です。発表された「What is Web2.0」の中でWEB2.0の特徴(フォークソノミー・ロングテール・マッシュアップ・Ajaxなど)を挙げています。
V字カーブの法則
事業規模を横軸に収益性を縦軸にしたグラフで特定の市場を見ると、小規模の企業と大規模の企業が収益性に優れ、中規模の企業の収益性が劣るという経験則です。
3C分析
外部環境分析におけるミクロ要因として挙げられます
3C:競合(Competitor)、自社(Company)、顧客(Customer)のバランスを分析します。
WEB関連用語集
アフィリエイト|Affiliate Program
WEBサイトに設置された広告の誘導によってアクセスユーザーが広告主の商品・サービス等を購入し、生じた利益に応じ掲載者に報酬を与える広告手法です。
アルゴリズム
Algorithm【数値測定法】
問題を解くための効率的手順を定式化した形で表現したもので、コンピュータにアルゴリズムを指示する文書がプログラムです。
アジャックス|Ajax
XHTML(HTML+CSS)にjavascriptを加えたDHTMLにXMLの技術を加えたものを言い、Asynchronous JavaScript + XMLの略語として米Jesse James Garrett氏により名付けられました。
アクセスログ
アクセス元のIPアドレスやドメイン名・経由サーバー・アクセス日時・ブラウジング環境等を記録したものをいいます。
アクセシビリティ
WEBにおけるアクセシビリティは、WEBサイトに誰もが(高齢者や障害者を含む)アクセスでき、情報を判り易く共有できることを意味します。同種のキーワードとしてユーザビリティも多く使われます。
CGM
Consumer Generated Media【消費者生成(発信)型】メディア
ウェブログ・SNS(ソーシャルネットワーク)・BBS(掲示板)・レビューサイトの普及を背景に、生産者なみの知識を有する消費者(オピニオンリーダー・生産消費者)よる価値の高い情報が発信される2.0型(次世代)メディアとして注目されています。
CMS
Content Management System【コンテンツマネージメントシステム】
デジタルコンテンツ(テキスト・画像等)の管理に必要な処理を行うシステムの総称でコンテンツ管理システムとも呼ばれます。ホームページのテンプレートやブログ作成ツールなどです。
クロール
ロボット型検索エンジンのプロセスのひとつで、スパイダーがWEB上のリンクされたサイトを巡回し、サイトの情報を全文取得する動作を言います。
内容が充実したサイト・重要な情報を扱うサイト・更新が頻繁なサイトほどクロール頻度は多くなります。
また、クローラーがよりスムーズにサイトを巡回できるように適正なリンク・サイトマップの報告などクローラビリティを上げておくことも重要です。
クッキー|cookie
WEBブラウザを利用してユーザーのパソコンに、ユーザーに関する情報を書き込み一時的に記録・保存するシステムで ユーザーのIPアドレスを記録することで、リピーターのアクセス回数や最終アクセス日などの行動履歴を蓄積できます。
コンバージョン率
conversionrate|成約率
WEBサイトのユニークアクセスユーザー数に対して、そのWEBサイトでアクション(購入・登録)を起こしたユーザーの割合を言います。ROI(投資対効果)を示す上での重要な指標となります。
CTR
Click Through Rate|クリック率
WEB広告の費用対効果を表す指標で、広告に対するクリック率を示します。アドセンス広告などクリック率の高いポジション・キーワード等でかかる費用や獲得の競争率も変わります。
CPM
CostPerMillion
WEB広告の費用対効果を表す指標で、1000PV(ページビュー)に対するコストの割合を示します。Mは1000を意味します。
CPC
CostPerClick(コストパークリック)WEB広告の費用対効果を表す指標で、1クリックあたりのコストを示します。
CostPerCustomer(コストパーカスタマー)WEB広告の費用対効果を表す指標で、顧客1人あたりの誘導コストを示します。
ドロップシッピング
ユーザーと企業の契約によりユーザーが在庫を持たずに自身のWEBサイト上で商品を販売できるWEB広告の手法です。ユーザーの報酬は売上高から原価を引いた差額となるため、商品の価格はユーザーが決めることができます。
Google Adwords
Googleが提供しているPPC(検索連動型広告サービス)で、広告料はキーワードの組み合わせごとに1クリック単位でオークションによって決定されます。同様のサービスとしてYahooのOvertureがあります。
Google analytics
Googleが提供しているアクセス解析ツールです。2005年よりサービスを開始し無料で提供されており、gmailにユーザー登録するだけで使用できます。 アクセス・ページビュー数だけでなく、コンバージョン設定によるコンテンツの評価・クリック率による導線設計の見直しといった高度なアクセス解析ができます。ウェブマスターツールとの併用でより効果が上がります。
Google AdSense
Googleが提供しているサイトアフィリエイトプログラムで、サービス申込の所定手続で認可されれば参加可能です。クリック回数に応じGoogleの売上げの一部が報酬として支払われます。
Google八分
googleの検索エンジンにおいて、不当と看做されたページ(スパム等)が、googleのインデックス(データベース)から除かれ検索しても内容が表示されない状態になることを言います。
インタラクティブ
interactive|「双方向」「対話式」の意で、WEBにおいては情報発信が相互に行われる環境を言います。コンピューターのソフト面においてもインタラクティブな操作環境が普及しインタラクションといった概念も提唱されています。反対に、コンピューター予め処理内容を指示し中間処理を行わない処理方式を「バッチ処理」と言います。
インデクシング
ロボット型検索エンジンのプロセスで、スパイダー(プログラム)が取得したサイトの情報を、インデクサ(プログラム)が分析・処理しデータベースとして保存する作業となります。
IPアドレス
Internet Protocol Address
インターネットやLAN回線で用いられる、パケット送受信機器それぞれを判別するための番号です。TCP/IP 通信では、自分のIPアドレスを通信相手に伝達される仕組みとなっているためプライバシーの問題が挙げられますが、特定できる情報は地域とプロバイダ名程度です。(企業・学校除く)但し、掲示板への犯罪性のある書込みなどは警察の法的措置によりプロバイダへIPアドレスからのユーザー情報の提供を求められることにより個人の特定ができます。
形態素解析
検索エンジンの技術で、文章から名詞を取出す辞書機能を備えたプログラムです。検索キーワードと完全一致しない単語でも一部の単語を含む検索結果を表示します。
LPO
Landing Page Optimization【ランディングページ最適化】
ユーザーがアクセスしたページから求める情報まで辿りつきやすいサイト構造・デザインや直帰させないためのコピーライティングの技術によるページの最適化のことです。
mixi|ミクシィ
2004年2月より株式会社ミクシィが運営を始めた日本最大級のシェアを持つSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、完全招待制を採用し既に入会している登録ユーザーから招待を受けないと利用登録ができないシステムにより、個人の情報が公開されることにより情報の信頼性・強力なオピニオンリーダーの牽引性を持った、非常に価値の高い情報発信コミュニティとなっています。
マッシュアップ
元は音楽用語のマッシュアップ(音源を組み合わせる)から取った言葉で、WEBにおいては複数のWEBサービスのAPIを組み合わせ新しいWEBサービスを作りだしたり、CGMサイトでの情報の書き加えによる価値の向上を指します。具体例としては、GoogleMapへの書き込み・Amazonへのレビュー投稿等が挙げられます。
メールマガジン
配信登録をしたユーザーへ発信者が定期的にメールで情報を発信するメールの配信広告の1つで、国内では「まぐまぐ」が最大手のサービスとなります。広告手段は主にテキスト形式の5行広告となっています。
ニッチ|Niche
直訳すると「隙間」となり、元は生物学の生態的地位を示す用語です。マーケティングにおいてはニッチ市場(隙間市場)の概念として使用され、既存の商品・サービスで満足していない消費者(取りこぼされた状態)に対しての市場とされています。この市場をターゲティングする企業が隙間産業(ニッチ産業)と呼ばれるものです。
ワントゥワンマーケティング
oen to one marketing ダイレクトマーケティングとも呼ばれ、マスマーケティングが100人のターゲットに対して一種類のマーケティング活動を行うのに対し、ワントゥワンマーケティングでは100人のターゲットに対して100種類のマーケティング活動を行います。
オーバーチュア
Yahoo Overture
Yahoo! JAPANの子会社であるオーバーチュア株式会社の呼称およびそのサービス:スポンサードサーチ(PPC:検索連動型広告)の名称です。Google Adwordsと同様に検索エンジンの検索キーワードに適合した広告を自動表示します。
PPC広告
Pay Per Click広告|クリック課金型広告
SEM(検索エンジンマーケティング)手法の1つで、ユーザーが検索したキーワードに適合した広告主のサイトを、あたかも 検索結果として表示されたかのように掲載しユーザーのクリックを誘導する広告手法です。主要なものとしては、Google のAdWords、Yahooオーバーチュアのスポンサードサーチが挙げられます。
ページランク|PageRank
googleが採用している、WEBページの重要性を測るアルゴリズムで、WEBサイト全体ではなくページ自体を解析し0〜9段階で評価します。PageRank™はgoogle社の商標です。
プライマリーキーワード
SEOにおいて検索エンジンによる検索キーワードにヒットさせる自サイトの主要キーワードです。地名や付加価値のような条件付けのキーワードはセカンダリーキーワードと言います。
クエリプロセシング
ロボット型検索エンジンのプロセスで、検索されたキーワードとデータベースのWEBサイトの適合性を計算し、適合数値(スコア)の高いサイトから検索結果として 表示します。スコアリング(適合値算出)はいくつかのアルゴリズム(数値測定法)により算出されます。
クエリーストリングス
アクセスログ解析によるリンク元ページ(検索エンジン)の検索キーワードを解析する技術です。
RSS
RDF Site Summary(RSS 0.9とRSS 1.0)
ブログやニュースサイトなどのWEBサイトの更新情報を整理し、配信するための文書フォーマットの総称です。RSSはその変遷で呼称の変更がされてきましたが国内ではRSS1.0のRDF Site Summaryが主流となっています。RSSの取得・購読にはRSSリーダーと呼ばれるソフトを使います。
Rich Site Summary(RSS 0.91)・Really Simple Syndication(RSS 2.0)
レコメンデーション
直接のアンケートやユーザーの購買履歴をデータベース化し、法則をつくりそれに合わせた販促を行います。ユーザーにとっては情報到達までに費やす時間・ストレスの軽減、運営側は見込み客の効率的な誘導によるコンバージョンアップの効果が望めます。
リファラー
アクセスログ解析によりリンク元ページ(1つ前のページ)のURLを把握することができます。
SEO
Search Engine Optimization【検索エンジン最適化】
検索エンジンからWEBサイトの品質に対し適切な評価を得るための手段で、サイトの品質を向上させる目的として施されるものです。 サイトの品質とは、
ユーザーが求める情報が、充分に用意され探しやすい構造に整理されている
ユーザーや他サイトのWEBマスター等から支持されている
サイトがユーザーに意義のある、高品質のサイトと位置づけられます。
SEM
search engine marketing【検索エンジンマーケティング】 WEBマーケティングのプロモーション戦略におけるマーケティング手法の1つで、最も注目されている手法です。その内容は、PPC(検索連動型広告)によるサイト表示と SEO(検索エンジン最適化)の導入による検索結果の上位表示が主要なものです。
SNS
Social Networking Service
社会的ネットワークの構築の出来るサービスやWEBサイトと定義されるため、ブログも意味合いからはSNSとなりますが、実際は人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービスやサイトとされています。国内最大手は「mixi」となります。
SMO
Social Media Optimization
ソーシャルメディアを中心としたCGMサイトからのアクセス数を向上させるためのサイト構築手法です。
ソーシャルメディア
ソーシャルメディアとは、CGMサイトの中でもブログサイト、SNS、ソーシャルブックマークサイト(はてなブックマークなど)、 ソーシャルメディア検索エンジン(BlogCatalogやTechnoratiなど)といったサイトとなります。
スコアリング
ロボット型検索エンジンのプロセスで、いくつかのアルゴリズムにより算出された数値により、サイトの適合性を計算する技術です。
スパイダー
ロボット型検索エンジンのプログラムで、WEB上のリンクされたサイトを巡回しサイト情報を収集します。
スパム
広義では迷惑行為とされ、内容は様々でスパムメールやトラックバックスパム・検索エンジンスパムなどがあります。検索エンジンに対するスパムはアルゴリズムの変遷で対策が練られてきており、またスパムサイトへの厳しいペナルティ(google八分)もあるので、それを使わないようにするためにもスパムの手法は知っておくべきです。
セカンダリーキーワード
SEOにおいて検索エンジンによる検索キーワード選定において、地名や付加価値のような条件付けのキーワードとなるものを言います。 メインのキーワードはプライマリーキーワードと言います。
ソーシャルブックマーク
インターネット上で自分のブックマークを公開し、不特定多数のユーザーと共有し有益な情報源とすることができるサービスです。フォークソノミーの1つで、ソーシャルタギングといったタグと呼ばれる登録者が付ける分類用の語句により同一タグで分類している他人のブックマークを観たりすることで同じ指向のサイトが見付けやすくなる。
トラフィック
ネットワークを流れる情報やその情報量のことを言いますが、アクセス数の意味でも使われます。
トラックバック
ブログで、他人の記事の内容を引用・参照したり、関連性のある記事の際に相手に通知する目的で行なわれるものです。利用するためには自身のサイトがトラックバックPingを送信でき、且つ相手のサイトがトラックバックPingを受信できる必要があります。トラックバックは被リンク簡単に受けることができるためSEOの効果も高いとされていますがトラフィックスパム等の問題点も存在します。
ユーザビリティ
usability(利便性)
WEBにおけるユーザビリィティは誰もが(高齢者や障害者を含む)使いやすいサイト設計にするための指針となります。フォントのサイズ(pt指定はしない)、配色・コントラスト(色盲の方への配慮)、マウスなしでも操作ができる(四肢の不自由な方への配慮)、音声ブラウザへの対応(テーブル使用の注意)などが挙げられます。福岡県庁のホームページがわかりやすいのでおススメです。
WEB2.0
ティム・オライリーらにより提唱された、ユーザー主導・重視型の情報発信を軸としたWEBの概念です。 2.0は第2世代を表し、従来の発信者からユーザーへ一方向の情報発信型のメディアを1.0(第1世代)型としています。
WEBポジション
検索キーワードにおいて表示される検索結果の表示順位を指します。サイト運営の目標数値としてよく利用されます。WEBポジションが上位ということは、露出度も高くなるためSEO戦略においては重要な要素ですが、そのキーワードがビックキーワード(検索に頻繁に利用されるもの)でなければ高い評価は得られません。
キーワード「ホームページ 制作」でgoogle検索結果1位、「SEO 福岡」でYahoo検索結果2位など
W3C
World Wide Web Consortium
WWW(World Wide Web)で使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体です。MITやCERNが中心となって1994年10月1日発足。2007年現在、MIT/LCS、ERCIM、慶應義塾大学が中心となって活動しています。W3C準拠のHTML・CSSの文法・構造はアクセシビリティ・ユーザビリティにも適したものですのでサイト制作においても留意すべき要素です。HTML文法・CSSチェックの無料ツールも公開されています。
Wiki
ブラウザからWEBサイトの作成・編集が可能なWEBコンテンツ管理システムです。WEBサーバ上で不特定多数のユーザーが共同で利用(コンテンツ内容の追加・修正)ができるようになっており、ユーザーの書き込み制限も可能です。従来の掲示板と同様に、難しい技術を必要としないコミュニケーションツールですが、コンテンツ内容の追加・編集・削除の制限が少なく柔軟性が高いユーザー主体の媒体でありよりWEB2.0の概念に近いCGMの形態と言えます。
Wikipedia
ウィキメディア財団が運営するオンライン百科事典。コピーレフトなライセンスの下、誰でもが無料で自由に編集に参加できるCGMサイトの1つです。新規記事の執筆や既存の記事の編集について、専門家でなく、インターネットを通じ、アカウントを取得しなくても無料で誰もが参加でき、参加者の共同作業で記事は日々追加・更新されます。しかし、専門家による査読を経ない記事が公開されるため、情報の信頼性や公正さなどは保証されていません。
3秒ルール
WEBページの表示時間の基準とするもので、高速回線・ハイスペックマシンの普及により従来の「8秒ルール」から変更されたものです。近年、ユーザーの多くがページ表示速度に対し、テレビのリモコン並の応答速度がないとストレスを感じる状況です。
3クリックの原則
アクセシビリティの観点から提唱されたもので、トップページから3クリック以内でどのページへも遷移できるサイト構造を原則とします。